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ラベルシール 食品

食品用ラベルシールの選び方——冷凍・作り置きの日付管理をプロの保存術に学ぶ

公開日: 2026年7月23日更新日: 2026年7月23日
食材を小分けにして保存袋に入れた様子(イメージ)

結論から:3段階ピック

迷ったらここだけ読めばOK。詳しい比較は本文で解説します。

一生モノ

ニチバン マイタック リムカ 一般無地ラベル きれいにはがせるタイプ 手書き用

型番: ML-R8(18×50mm)ほかサイズ展開あり

実勢 数百円〜(サイズ・入数による。購入前に要確認)

きれいにはがせるタイプの手書きラベル。保存容器やガラス瓶を繰り返し使う家庭で、はがしたときにのりが残りにくいとメーカーが説明しています。18×50mmは品名と日付を並べて書ける大きさです。

まずはこれ

ニチバン マイタック 一般無地ラベル 手書き用

型番: ML-11 ほか(一般無地・手書き用・サイズ展開あり)

実勢 数百円〜(サイズ・入数による。購入前に要確認)

文具店・量販店で手に入りやすい定番の無地手書きラベル。まず1つ用意して、保存袋や容器に品名・日付を書く習慣から始めるのに向きます。サイズ展開があります。

予算重視

冷凍対応 フードラベルシール(取り外し可能・防水・大容量500枚)

型番: 冷凍庫ラベル・貯蔵ラベル(サイズ・入数は製品による。購入前に要確認)

実勢1,000円前後〜目安(入手性・入数は変動。購入前に要確認)

冷凍対応・防水をうたう大容量タイプ。1枚あたりの単価を抑えやすく、冷凍・冷蔵で数多く貼る家庭向けです。入手性や入数は変動するため、購入前に商品ページで確認してください。

食品用ラベルシールのタイプ別比較(各メーカー公式サイト・取扱店の表記をもとに作成。実使用テストにもとづく比較ではありません)
項目無地・手書き(マイタック等)きれいにはがせる(リムカ等)冷凍対応・大容量タイプマスキングテープで代用
主な用途品名・日付の手書き容器を繰り返し使う保存冷凍を含む大量の小分け簡易な日付書き
はがしやすさ一般的な粘着(長く貼ると跡が残る場合あり)きれいにはがせる粘着をメーカーが明記「取り外し可能」をうたう製品が中心(商品ページで要確認)手でちぎれて貼り直しやすい
低温での適性製品により異なる(冷凍対応の明記は少ない)製品により異なる(用途表記を確認)冷凍対応・防水をうたうものが多い(-◯℃表記を確認)低温で粘着が落ちる場合がある
入手性・価格帯文具店・量販店で入手しやすい/数百円〜同上/数百円〜通販中心・大容量/1,000円前後〜文具・生活用品店で入手しやすい/数百円

まず結論——食品用ラベルシールは「はがれ方」で選ぶ

冷凍した肉や作り置きのおかずを、いつ仕込んだのか分からないまま冷蔵庫や冷凍庫に眠らせてしまう。そんな経験はないでしょうか。これを防ぐ地味ながら確実な道具が、品名と日付を書いて貼る食品用のラベルシールです。

選ぶときにまず意識したいのは、値段や枚数よりも「はがれ方」です。保存容器やガラス瓶を繰り返し使う家庭では、はがしたときにのりが残るタイプだと容器がべたつき、洗う手間が増えます。逆に冷凍庫で使うなら、低温や結露でもはがれにくい粘着が必要になります。用途に合わないラベルを選ぶと、貼っても取れてしまったり、はがした跡が残ったりと、かえって手間が増えてしまいます。

結論を先にお伝えすると、家庭での使い分けは次の3段階で考えると整理しやすくなります。容器を繰り返し使うなら、きれいにはがせるタイプの手書きラベル。

一生モノ

ニチバン マイタック リムカ 一般無地ラベル きれいにはがせるタイプ 手書き用

型番: ML-R8(18×50mm)ほかサイズ展開あり

実勢 数百円〜(サイズ・入数による。購入前に要確認)

まず1つ試すなら、文具店や量販店で手に入りやすい定番の無地ラベル。

まずはこれ

ニチバン マイタック 一般無地ラベル 手書き用

型番: ML-11 ほか(一般無地・手書き用・サイズ展開あり)

実勢 数百円〜(サイズ・入数による。購入前に要確認)

冷凍で数多く貼るなら、冷凍対応をうたう大容量タイプ。

予算重視

冷凍対応 フードラベルシール(取り外し可能・防水・大容量500枚)

型番: 冷凍庫ラベル・貯蔵ラベル(サイズ・入数は製品による。購入前に要確認)

実勢1,000円前後〜目安(入手性・入数は変動。購入前に要確認)

以下では、なぜプロの厨房が保存にラベルを欠かさないのか、そのうえで家庭ではどのタイプをどう選べばよいのかを、順に見ていきます。

なぜプロは保存にラベルを必ず貼るのか——先入れ先出しの考え方

飲食店の厨房では、仕込んだ食材や作り置きのソースに、品名と仕込み日を書いたラベルを貼るのが日常的な作業になっています。目的は、先に仕込んだものから先に使う「先入れ先出し(英語のFirst In, First Outの頭文字を取ってFIFOとも呼ばれます)」を徹底するためです。

この考え方は、厚生労働省が国内の制度に取り入れているHACCP(ハサップ)——食品を扱う工程ごとに衛生管理のポイントを決めて記録する手法——の現場運用とも結びついています。いつ仕込んだかが分かれば、古いものから使い切れて、期限の管理もしやすくなります。ラベルは、この「いつ」を記録するための最小の道具というわけです。

家庭でも考え方は同じです。冷凍庫の奥で正体不明になった食材や、作ってから日が経ちすぎた常備菜を捨てた経験があるなら、日付を書いて貼るだけで食品ロスをぐっと減らしやすくなります。特別な道具は要らず、ラベルとペンがあれば今日から始められます。

具体的には、作り置きや下味冷凍を保存袋・容器に入れたら、そのつど品名と日付を書いたラベルを貼り、冷蔵庫・冷凍庫では手前に新しいもの、奥に古いものを置くようにします。買い物のたびに奥から確認する習慣がつくと、「気づいたら期限切れ」が減っていきます。消費者庁も家庭での食品ロス削減の工夫として、在庫の「見える化」と使い切りを呼びかけており、ラベルによる日付管理はその第一歩といえます。冷凍保存に使う容器・道具そのものの選び方はプロの冷凍保存を「道具」から見直すで詳しく扱っています。

ニチバン マイタック 一般無地ラベル 手書き用

型番: ML-11 ほか(一般無地・手書き用・サイズ展開あり)

実勢 数百円〜(サイズ・入数による。購入前に要確認)

保存袋に小分けした食材を並べた様子 写真はイメージです

食品用ラベルシールのタイプを知る

ひとくちにラベルシールといっても、粘着や素材によって向き不向きがあります。ここでは家庭の保存で使いやすい4タイプと、身近な代用品を整理します。

無地・手書きの定番ラベル

まず基本になるのが、白い無地に手書きするタイプです。ニチバンの「マイタック」に代表される一般的な手書き用ラベルで、文具店やスーパー、量販店で手に入りやすく、サイズ展開も豊富です。品名と日付を書くという用途には、まずこの1つで十分に対応できます。

一般的な粘着のため、長期間貼りっぱなしにすると容器にのり跡が残る場合がある点は覚えておきましょう。使い捨ての保存袋や、貼ってすぐ使い切る食材への利用が向いています。

まずはこれ

ニチバン マイタック 一般無地ラベル 手書き用

型番: ML-11 ほか(一般無地・手書き用・サイズ展開あり)

実勢 数百円〜(サイズ・入数による。購入前に要確認)

きれいにはがせるタイプ

保存容器やガラス瓶を繰り返し使う場合に向くのが、「きれいにはがせる」ことをうたったタイプです。ニチバンの「リムカ」は、はがしたときにのりが残りにくいアクリル系の粘着を採用しているとメーカー公式サイトで説明されています。

容器を洗って使い回すたびに古いラベルをはがす家庭では、跡が残りにくいだけで手間が変わります。18×50mmといった横長のサイズなら、品名と日付を並べて書きやすいのも利点です。少し値は張りますが、長く使い続ける前提であれば最初に選んでおきたいタイプです。

一生モノ

ニチバン マイタック リムカ 一般無地ラベル きれいにはがせるタイプ 手書き用

型番: ML-R8(18×50mm)ほかサイズ展開あり

実勢 数百円〜(サイズ・入数による。購入前に要確認)

冷凍対応・大容量タイプ

冷凍庫で使うなら、低温や結露に強い冷凍対応・防水をうたうラベルが安心です。通販を中心に、数百枚単位の大容量パックが「取り外し可能」「防水」といった表記付きで流通しています。1枚あたりの単価を抑えやすいため、下味冷凍や小分け冷凍を日常的に行い、数多く貼る家庭に向いています。

ただし、こうした大容量タイプは製品によって仕様や入手性の差が大きいのが実情です。購入前に、対応温度(-◯℃といった表記)と入数、粘着が「取り外し可能」なのか「強粘着」なのかを商品ページで確認してください。

予算重視

冷凍対応 フードラベルシール(取り外し可能・防水・大容量500枚)

型番: 冷凍庫ラベル・貯蔵ラベル(サイズ・入数は製品による。購入前に要確認)

実勢1,000円前後〜目安(入手性・入数は変動。購入前に要確認)

曜日・用途で色分けするカラーラベル

品名を書かず、色だけで管理する方法もあります。丸型のカラーラベルを曜日や用途ごとに色分けして貼れば、パッと見て古いものを判別しやすくなります。ニチバンのマイタック カラーラベルのように色展開のあるシリーズを使えば、無地の手書きラベルと組み合わせて「色=仕込んだ曜日、手書き=品名」といった運用もできます。

ニチバン マイタック カラーラベル 円型(色分け用)

型番: ML-1415(5mm)ほか(色・サイズ展開あり)

実勢 数百円〜(色・サイズ・入数による。購入前に要確認)

マスキングテープで代用する

厳密なラベルでなくてよければ、マスキングテープでの代用も現実的です。手でちぎれて貼り直しやすく、多くの家庭に常備されています。一方で、低温環境では粘着が落ちる場合があるとされるため、冷凍保存にはやはり冷凍対応のラベルのほうが安心です。冷蔵で短期間だけ日付を書く、といった軽い用途に向いています。

家庭で使うときの注意点——貼る場所・書き方・はがし方

ラベルを選んだら、貼り方でも仕上がりが変わります。家庭で使うときのポイントを3つ挙げます。

  1. 貼る面の水気を拭き取る。 保存袋や容器の表面が濡れていると、どのラベルも粘着が安定しません。特に冷凍前の結露しやすい場面では、乾いた布で拭いてから貼ると剥がれにくくなります。
  2. 書くのは「品名」と「日付」の2つを基本に。 先入れ先出しの要は日付です。作った日、または冷凍した日を必ず記録しておくと、古いものから使い切りやすくなります。油性ペンを使うと、冷凍・冷蔵でもにじみにくいとされています。
  3. 繰り返し使う容器には、はがしやすいタイプを。 ガラス瓶やホーロー・樹脂の保存容器を洗って使い回すなら、きれいにはがせるタイプを選んでおくと、のり跡の掃除から解放されます。
  4. 貼る位置をそろえる。 容器のフタや側面など、貼る場所を家庭内で決めておくと、冷蔵庫を開けたときに日付を一目で確認しやすくなります。フタに貼ると中身を移し替えたときに情報がずれるため、本体側に貼るか、中身と一緒に運用ルールを決めておくと迷いません。

なお、書き込みには油性ペンが基本ですが、細い字で品名まで書きたい場合は油性の細字タイプが便利です。水性ペンは結露や水濡れでにじみやすいため、冷凍・冷蔵で使うラベルには向きません。

ニチバン マイタック リムカ 一般無地ラベル きれいにはがせるタイプ 手書き用

型番: ML-R8(18×50mm)ほかサイズ展開あり

実勢 数百円〜(サイズ・入数による。購入前に要確認)

なお、貼る対象がラップや真空パック袋の場合は、袋そのものに直接油性ペンで書く方法もあります。袋と道具の選び方は真空パック袋、業務用と家庭用どちらを選ぶかでも触れていますので、あわせてご覧ください。

用途別に選ぶ——一生モノ・まずはこれ・予算重視

最後に、冒頭の3段階ピックをあらためて整理します。

一生モノは、きれいにはがせるタイプのリムカです。容器やガラス瓶を繰り返し使う家庭で、のり跡に悩まされずに長く使えます。品名と日付を並べて書ける横長サイズを選ぶと使い勝手が上がります。

一生モノ

ニチバン マイタック リムカ 一般無地ラベル きれいにはがせるタイプ 手書き用

型番: ML-R8(18×50mm)ほかサイズ展開あり

実勢 数百円〜(サイズ・入数による。購入前に要確認)

まずはこれ、として挙げるのは定番の無地手書きラベルです。入手しやすく、まず「日付を書いて貼る」習慣を始めるのに向きます。使い捨ての保存袋や、すぐ使い切る食材に気軽に使えます。

まずはこれ

ニチバン マイタック 一般無地ラベル 手書き用

型番: ML-11 ほか(一般無地・手書き用・サイズ展開あり)

実勢 数百円〜(サイズ・入数による。購入前に要確認)

予算重視は、冷凍対応・大容量タイプです。下味冷凍や小分け冷凍で数多く貼るなら、1枚あたりの単価を抑えやすいのが魅力です。仕様と入手性に幅があるため、対応温度と入数を確認してから選んでください。

予算重視

冷凍対応 フードラベルシール(取り外し可能・防水・大容量500枚)

型番: 冷凍庫ラベル・貯蔵ラベル(サイズ・入数は製品による。購入前に要確認)

実勢1,000円前後〜目安(入手性・入数は変動。購入前に要確認)

どのタイプを選ぶ場合も、この記事でお伝えしたい要点は「貼る場所とはがし方に合わせて選ぶ」という一点です。値段や枚数だけで決めず、繰り返し使う容器なのか、冷凍で使うのかを先に考えると、無駄なく選べます。

まとめ——ラベルは「いつ」を残す最小の保存道具

食品用のラベルシールは、品名と日付という「いつ・何を」を記録するための、最小限で確実な保存の道具です。飲食店が先入れ先出しのために欠かさず貼るのと同じ考え方を、家庭でもラベルとペンだけで取り入れられます。

選ぶときは、容器を繰り返し使うならきれいにはがせるタイプ、冷凍で数多く使うなら冷凍対応の大容量タイプ、まず試すなら定番の無地ラベル、と用途で分けるのが近道です。色分けやマスキングテープの代用も、場面に合えば十分役立ちます。

なお、本記事に記載した仕様・粘着の特性・価格帯は、2026年7月時点で各メーカー公式サイトおよび取扱店の情報をもとに確認したものです。価格や入手状況、対応温度などの仕様は販売店や製品によって変動するため、購入前に商品ページで最新の情報をご確認ください。

よくある質問

冷凍庫に入れる食材にラベルシールは貼れますか?

製品によります。冷凍対応・防水をうたうラベルは低温でも粘着力を保ちやすいとされていますが、一般的な無地ラベルは低温や結露で粘着が落ちる場合があります。商品ページで「冷凍対応」「-◯℃」などの表記を確認し、貼る面の水気を拭き取ってから貼ると安定しやすいとされています。冷凍保存の道具全体の考え方は[プロの冷凍保存を「道具」から見直す](/guide/reito-hozon-dogu/)でも扱っています。

容器を繰り返し使うので、はがした跡が残らないラベルはありますか?

「きれいにはがせるタイプ」として販売されているラベルがあります。ニチバンのリムカは、はがしたときにのりが残りにくいアクリル系粘着を採用しているとメーカー公式サイトで説明されています。保存容器やガラス瓶を繰り返し使う家庭では、こうしたタイプが向くとされています。

ラベルには何を書けばいいですか?

品名と、作った(または冷凍した)日付を書くのが基本です。飲食店では、先に仕込んだものから先に使う「先入れ先出し(英語のFirst In, First Outの頭文字を取ってFIFOとも呼ばれます)」の管理のために日付を必ず記録します。家庭でも同じ考え方で日付を書いておくと、使い忘れによる食品ロスを減らしやすくなります。保存術全般は[飲食店の保存術を家庭に応用する](/guide/pro-hozon-jutsu/)で解説しています。

マスキングテープでも代用できますか?

品名・日付を書く簡易な用途であれば代用できます。手でちぎれて貼り直しやすい一方、低温環境では粘着が落ちる場合があるとされ、冷凍保存には冷凍対応をうたうラベルのほうが安心です。用途と貼る場所に合わせて使い分けるのが現実的です。

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